2020-02-09 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観た 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を観た。 昭和19年に広島市江波から呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く『この世界の片隅に』の通常盤では描けなかったエピソードを加え再構成した170分間の映画。 『この世界の片隅に』も最高だったが、追加されたシーンの影響で、より作品の深みが増してとても新鮮に観られた。 終戦から75年、戦争という悲劇を体験した人は、年老いて亡くなり、記憶は風化していく。あやまちは二度と繰り返してはいけないと思えた。