できる子どもを動かす
今日、子どもがポスターを学校の中に貼りにいく活動があった。
貼りにいくために、子ども同士でそれぞれどの場所に貼りにいくか計画する時間があった。
私はその計画の時間を見ているよう任された。
計画しようと進んで動く子どもがいる一方、遊び始めた子どももいた。
「計画しようとしている人はさすがだね。どこに貼ったら下級生が見てくれるかを考えて計画しているね。すごいね。」
「せっかく作ったポスターを貼るんだから、多くの人に見てもらいたいね。みんなで計画した方が、きっと多くの人に見てもらえる計画が立てられると思うな。」
「早く計画を立てて早くポスター貼れれば、20分休み遊べるよね。」
計画をしている子どもに聞こえるような大きさで、全体に声を掛けた。
すると計画している子どもたちが、まわりで遊んでいる友だちを誘っている姿を見ることができた。また、遊んでいる子どもが計画を覗きに来て、そのまま計画に参加する姿も見ることができた。
まわりを見て動ける子どもがいて、伊達に6年間小学校で学んでないと思った。
小学校でも高校でもまわりを見て動ける子どもや教員の話を聞ける子どもがいる。
その子どもを教員が動かすことで、学んだり活動したりする環境がガラッと変わると実感した。