いじめの未然防止をするために
いじめは冷やかしやからかいなどの軽微ないじめに加えて、ネットいじめを始めとしたいじめも増加傾向にあるという。
これらは人権感覚の欠如であると思う。
いじめの未然防止に向けて児童の社会性を育成し、いじめを生まない環境作りをしなければならない。
そのために、考える道徳の授業の積み重ねをしていく。
いじめ問題を自分のこととして捉えさせるには道徳の授業の中でいじめについて考え議論していくことの積み重ねが最も大切だと思う。
中学校の時に、いじめについて考える道徳の授業を受けた。
ネット上のいじめについての実例を学び、感じたこと考えたことを、少人数グループで議論した。
いじめ問題は決して他人事ではなく、いつどこでいじめが起きても不思議ではないことやいじめは絶対に許してはいけないことを学べた。
私は報道されているいじめや日常で起こっているいじめを取り上げ、いじめについて学級の仲間と考え議論する授業を実践し、いじめを絶対に許さない意識を持たせていくいきたい。
また、異学年での交流活動の充実を図る。
異学年での交流活動を行うことで自分自身を振り返り相手を大切にする心を育てることができる。
教育実習先の小学校で異学年交流活動が行われていた。
異学年の班ごとに遊びたい活動や場所を決める話し合いをしていた。
児童たちは話し合いの中で年下の仲間の立場を考えながら全員が楽しめる活動にしようとしていた姿が見られた。
私も心のつながりが感じられる異学年交流の活動を充実させる目的で、相手を思いやる心を子どもに育成する。
いじめの未然防止のために、相手を思いやれる集団づくりを行い、いじめを絶対にしない環境を作っていく。
毎日の授業を最大の生徒指導の場として捉えて授業実践をすることで、いじめを生まない環境を作ることに努める。